元離宮二条城

元離宮二条城は徳川家の栄枯盛衰をはじめ、日本の歴史の移り変わりを見守ってきたお城です。

客室からも窺える二の丸御殿は全6棟の建物からなり、国内の城郭に残る唯一の御殿群として国宝に指定されました。

内部は、日本絵画史上最大の画派である狩野派による障壁画と、多彩な欄間彫刻や飾金具によって装飾されており、将軍の御殿にふさわしい豪華絢爛な空間となっています。

神泉苑

794年に建てられたこの庭園は、かつては約100,000平方メートルの広さを誇る苑池であり、常に清泉が湧き出すことから神泉苑と名づけられました。徳川家康が二条城を造営した際にそのサイズは大幅に縮小され、今では京都最古の庭園として知られています。

武信稲荷神社

平安時代の古図には、三条から南の神社付近一帯の広い地域は「この地、藤原延命院の地なり」と記されています。
延命院とは藤原右大臣が、人々の健康寿命を願って創設した医療機関のことで、その延命院と勧学院の守護神としてお祀りした神社です。
後世、藤原武信という方がこの御社を厚く信仰し、御神威の発揚につとめたので、武信神社と称されるようになりました。
境内の樹齢850年の榎のご神木は、健康寿命と縁結びの御利益があり良縁をもたらすとして知られております。

御金神社

金属と鉱物の守り神である「金山毘古命(かなやまひこのみこと)」を、お祀りしていることから、お金の神様として親しまれており、今では金運アップを願い、多くの参拝者が訪れる人気スポットの一つです。